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補助金申請でよくあるつまずき

補助金の相談を長く受けていると、つまずくところは、実は毎回だいたい同じだと気づきます。制度は年度ごとに変わっても、つまずきの型は変わらない。ということは、先に型を知っておけば、多くは避けられるということです。

この記事では、現場で実際によく見かけるつまずきを、準備・申請・採択後の三つの段階に分けて整理します。ご自身の会社に当てはまりそうなものがないか、確かめながら読んでみてください。

準備段階のつまずき

いちばん多いのは、そもそも申請にたどり着く前のつまずきです。

申請段階のつまずき

書類づくりの段階にも、決まった型があります。

書類づくりのコツをひとことで言えば、「読む人の椅子に座って書く」ことに尽きます。

採択後のつまずき

意外に思われるかもしれませんが、採択されたあとにもつまずきは待っています。

つまずきを避ける、たった二つの習慣

ここまで並べたつまずきは、突き詰めるとほぼ二つの習慣で防げます。

第一に、「決める前に相談する」こと。発注の前、締切の前、計画変更の前。あらゆる場面で、実行のひと呼吸前に確認を挟むだけで、致命的な誤りはほぼ消えます。

第二に、「公募要領を正とする」こと。ネットの解説記事(この記事も含みます)は入口にすぎません。金額・率・要件は年度により変わります。最新は必ず公式の公募要領でご確認ください。迷ったら事務局に問い合わせる。これが最短の安全策です。

もうひとつ、支援者選びについても一言。申請を丸ごと誰かに任せきりにして、社長が自分の事業計画の中身を説明できない、という状態は避けてください。採択後の実施も報告も、実行するのは会社自身です。書類の技術は借りてよい。でも、計画の中身は自分の言葉で語れる。この線引きができている会社は、申請も、そのあとの経営も強くなります。

まとめ

補助金のつまずきは、能力の問題ではなく、順番と確認の問題です。型を知っていれば避けられるものばかり。逆に言えば、初めての挑戦でも、段取りさえ正しければ十分に戦えます。準備の丁寧さは、そのまま採択後の実行力にもつながります。

「うちの場合はどこでつまずきそうか」を先に洗い出しておきたい方は、投資や賃上げの予定が固まる前の段階で、一度ご相談ください。予定の段階が、いちばん打ち手の多いタイミングです。相談は早いほど、選べる制度も、組める段取りも多くなります。

本記事は執筆時点の情報にもとづく一般的な解説であり、個別の申請可否や採択を保証するものではありません。対象経費・手続き・要件は制度や年度により変わります。最新の内容は必ず公式の公募要領でご確認ください。
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